さよなら、ギャシュリークラム

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PSJとか言う魔境を観に行った感想

 8月19日。新宿にある芸能花伝舎にて『ポエトリースラムジャパン東京B大会』を観覧した。

 

POETRY SLAM JAPAN 2018|ポエトリースラムジャパン2018

ポエトリースラムはポエトリーリーディング/スポークンワードの競技会。その起源は1984年11月、シカゴのGet Me High Loungeでマーク・スミスが始めたとされます。今では南北アメリカ、ヨーロッパ、アフリカ、オセアニア、そしてアジアと世界各地に広がり人気を博しています。特にパリでは毎年、ポエトリースラムのワールドカップが開催され、20以上の国や地域の代表が集まります。

ポエトリースラムジャパンは2015年にスタートしました。地区大会を勝ち抜いたファイナリストが全国大会に集結し、優勝を競います。全国大会の優勝者1名はポエトリースラム日本代表として、フランス・パリで開催されるポエトリースラムW杯など、国際大会で活躍していただきます。

またポエトリースラムジャパンでは、客席から選ばれた5人の審査員が各出場者のパフォーマンスをジャッジします。つまりステージに立つ人だけでなく、観客も大事な参加者。ポエトリースラムジャパンは出場者、来場者、スタッフみんなでつくる声と言葉の競技会です。

ポエトリースラムジャパンは大会を通じて、世の中の言葉や表現がより自由で活発に発せられることを目指します。

  ポエトリーリーディングというジャンルがあることは知っていた。とは言っても、amazarashi(つまり秋田ひろむ)の楽曲の中に時折そういう曲が混じっていたので知っていただけである。ぶっちゃけ、ちゃんとジャンルとして確立しているだけでなく、歴史もそこそこあり、世界大会まであるとは思わんかったですたい。実際にポエトリーリーディングで検索するとこう書いてある。

ポエトリーリーディング (英語poetry reading) は、主に詩人が自作のを読み上げることを指すが、広義には詩を朗読するアート形態そのものをさす。ラップミュージックにのせて詩を読んだり、ビートボックスとコラボレーションして詩を読んだりという形態もある。

 

 さておき、こんなイベントを見つけたのはそれこそただの偶然であるが、観覧予約をしたときは不安が大きかった。なんかラッパーみたいな人とか多そうだし、治安が悪そう(小並感)。でも前々日の夜になるとむしろワクワクして眠れなくなるくらい楽しみになった(小並感)。正直ポエトリースラムジャパンの前に観る演劇があまりに楽しみだったってのもあるけどな。

 とりあえず新宿で道に迷って、なんとか着いた会場内でも迷ったが、客として一番に入り最前列をゲットした。

 結果を言えば、最の高。シンプルに詩を朗読するタイプもいれば、詩をラップ調に表現するタイプもいるし、ノートに書かれた詩をじっくり読むタイプ、ノートの類いを持たずオープンマイクのようにがなり叫ぶタイプ。詩吟のような始め方をする人もいるし、短歌オンリーで終えた人もいた。様々な表現の仕方があり、それぞれに特徴がある。声がやたらと良かった人、動きの緩急でパフォーマンスする人、中でも優勝した女性のポエトリースラムは圧巻で、決勝戦で最高得点を叩きだしたのも納得。

 点数の付け方も変わってた。予選AB、CD、準決勝、決勝のグループごとに客席からランダムで5名が選出され10点満点で採点。最高得点と最低得点が除外され、残った3人の合計得点で審査する。なので最高得点は30点になりますな。今回の最高得点が28点くらい行った気がするなあ。

 

 まあとても良かったのは本音だけど、ここからが本題っちゃあ本題。

 すべての競技が終わって強く抱いた感想は、内輪感のひどさ。いや、一概にひどいことだとは言えないかもしれない。言うならライブハウスでの身内感と何ら変わりはない。それこそ、内輪ネタをやる人もいるし、終始下ネタに殉ずる人もいるので、一定の度量がなければそもそも観客としてその場にいるのも辛いだろう。

 もうひとつ、終わった後に検索かけてみたんだけど、観客の感想ツイートがほぼない。びっくりするほどない。なんでないの?

 さらによくよく考えたら、ランダムな審査員とは言うが、その審査員の好みによってだいぶ変わってしまうよね。個人的にはなんでこんなに評価高いんだろう……と思った人も多い。優勝者、準優勝者に至っては評価が高いのも納得できるんだけど、準決勝、決勝に残った人たちの半分くらいは「え、なんで?」ってなる。これも自分の好みを前提に語っちゃってるからね、しょうがないのね。つまり参加者視点で考えると、意外と運要素が重要だったりする。

 

 そんな感じで、観覧した感想を書きました。来週の前橋大会行こうかどうか悩んでるし、11月にある全国大会も観てみたい。というか来年辺り出場してみようかなとかも思ってる。

 秋田ひろむになりてえ。