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さよなら、ギャシュリークラム

遺書を書かされています

『負け犬はそも、闘わない』

私小説、あるいは

 圧倒的な勝利より僅差での逆転劇に憧れるのは、他を寄せ付けないほどの懐疑的な意見を挟み込む余地がないほどの圧倒的な結末に酔い痴れる自分の姿が想像できないからだ。対して、僅かのところで最終的に勝利を収めたいなんて考えは相当に妥協していると言えるのではないか。実力で拮抗してるならそれが良い。だけどだいぶ水があけられていても構わない。最後には、運や仲間の声援や第三者の介入や不思議な力で勝てれば良い。

 多くは望まない。勝ちたいわけじゃない。ただ負けたくないだけなんだ。